国立大学の研究室の開き戸を後付けで自動ドアにしバリアフリーを実現
工事のポイント
- 開き戸を開き戸のまま自動ドアに
- 自動ドア化の目的はバリアフリー化の一環として
- 特定の人しか入室できないようにするため、テンキー、カードキー、リモコンを設置
- 出荷前に弊社ですべて調整し、取り付けは地元の工務店さまにお願い
開き戸はスペースが小さいため、特に工場や施設の内部にはよく使われています。
ただ、車椅子をご利用される方には、どうしてもこれが大きな障害に。
開く方向側からドアを開ける場合、一度、車いすごとずらし、そのあと身体をドアにすべりこませる必要があり、また背後でドアを閉めるのも大変です。
今回ご依頼があったのは、青森県にある国立大学内のある研究室を完全なバリアフリーにしたいとのこと。
ドアは特定の者にしか入室できないように常に施錠されており、また自動開閉し、通過後に必ず施錠させること、という条件をいただきました。
今回は開き戸を開き戸のまま後付け自動ドアにするFA05をご提案させていただきました。
今回のご依頼者は施工店さまで、設置場所は青森県です。
私の会社からは製品のみの販売となります。
私たちの開き戸後付け自動ドアの特徴として、一点ものでお客様のご要望に合わせ、なるべく工場で本体に各種装置を組み込んでしまうこと。
今回もそうして、現場での設置をなるべく簡素化した製品を出荷させていただきました。
車椅子利用者にも使えるテンキーリーダー、暗証番号システムなどを設置
入室はドア横にあるテンキーリーダーを使用。
テンキーで入室しない場合は、専用のタグかカードでも入れます。
また、20メートルの距離まで反応可能なキーホルダー型リモコンも付けさせていただきました。
こちらは出力が非常に大きいタイプですので、技適通過製品を使用しています。
ドアが閉じると同時に電気錠がかかるシステムが組んであります。
ですので、車椅子のまま部屋を出て、背中で鍵をかけることができます。
今回の設置は地元の工務店、電気工事免許のある方でしたので、非常にスムーズでした。
通常、FA05の本体だけの設置でしたら、2時間で作業は終わります。
ただ、今回は鍵設置、リーダー設置、暗証番号設定など、なんだかんだと時間がかかったそうですが、それでも正味4時間程度の施工だったとのことです。
非常に簡単に設置完了できたと、間に入っていただけた施工業者さまからご連絡いただきました。
本当にありがとうございました。
なにより、施設をご利用される方が、その便利さをお褒めいただけとのこと。
なにより嬉しいお言葉でした。
FA05の詳しい製品情報はこちらから
この記事を書いた人
株式会社ファースト・レイズ代表・八木幹夫。2級建築施工管理技士。日本電産サーボ株式会社にて自動ドアなどの産業機器向けモーターの技術営業を5年経験した後、株式会社ファースト・レイズを設立。後付けに特化した自動ドアの開発・施工販売をしています。趣味はドライブ、アウトドア、読書、車いじり。
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