「自動ドアを設置したいけど、どの業者に頼めばいいかわからない…」
自動ドアは技術的には成熟しており、大手でも、それ以外でもモーターやセンサーの構造は性能ほぼ変わりません。
そうなってくると、大切なのはメーカより、施工する業者えらびとなってきます、
大手は専門の施工部隊があり、メンテナンス部門ありますが、当然会社規模にあった費用見積もりがでてきます。
でも、小さな自動ドア会社はどこが信頼できるのかわからない、という心配もあるでしょう。
この記事では、後悔しないために知っておきたい
“自動ドア業者選びの重要ポイント” を解説します。
まず結論|「売りたいだけ」の業者は避ける
良い業者は、
- 現地確認を丁寧にする
- ドアの状態を正直に説明する
- メリットだけでなくデメリットも話す
- 無理な契約を迫らない
- 修理・保守まで責任を持つ
- 価格を下げる提案もする
一方、注意が必要なのは、
- 他の選択肢を否定
- 不安を煽る
- 強引な保守契約
- 見積もり、説明がよくわからない
こうした業者です。
最重要注意① 古い自動ドアに「自社ステッカーだけ貼る業者」
これは業界内でもかなり問題視されるケースです。
どういうこと?
いきなり訪問してきて、古い自動ドアのステッカーをはりかえたり、自動ドアの内部を確認する業者です。
- 「前の会社はもう無いです」
- 「メンテナンスを弊社がひきつぎました」
- 「施工会社のものですが担当がかわりました」
実際には大きな整備をせず、自社のステッカーだけ貼って“自動ドアの管理”をすりかえるケースが実際に報告されています。中にはメンテナンスのふりをして自動ドア内部の配線を抜いて故障を演出するなどした事例を耳にしています。これはむしろ犯罪行為です。
特に注意したいポイント
こうした業者はステッカー張り替後に再度電話や訪問してくることがあり
「自動ドアがこわれかかっている」
不安を煽り、
- 高額な修理交換
- 不要な保守契約
などを迫ることもございます。
- 古いステッカーと新しいステッカーの電話番号が変わっている理由をたずねる
- 「業者名 評判」「業者名 悪質」などで検索してみる
などの確認作業はしてみるとよいでしょう。
もちろん、飛び込み営業をする業者さんでも、まじめな、しっかりした方もいらっしゃいます。
そういったかたは、いきなりお金の話や大きな故障、発火など不安をあおるようなことはしないと思います。
要注意② 施工後にメンテナンスパックを強制する業者
メンテナンスは必要。でも“強制”は別問題
自動ドアには定期点検が重要です。
ただし、
- 高額な年間契約
- 長期縛り
- 解約しにくい契約
を半ば強制する業者には注意が必要です。
とくに自動ドア本体見積もりが他社より安いとして採用したあとに、
別途、他社にはなかった、あるいは他社より高額なメンテナンス費用の見積もりが出て、トータルでは割高だった事例もございます。
よくあるケース
- 「契約しないと、都度修理は非常に高額になる」
- 「保守契約しないと自動ドアは壊れれる」
- 「メーカー保証後の故障は全交換になる」
などと不安を煽るケースがあります。
もちろん施設用途によっては保守契約が有効な場合もありますが、
小規模店舗や事務所では、
- 必要時のみ修理対応
- 年1点検だけ
- スポット対応
でも十分な場合があります。
良い自動ドア業者の特徴
① お客さまのお話をきける
良い業者ほど、お客様としっかりコミュニケーションをとります。一方的に価格を押し付けたり、購入や修理をおしつけたりしません。
また、中には自動ドアにくわしくない管理会社を通して見積もりをもらうこともあると思います。
その場合でも、できるかぎり管理会社、そして実際に施工や修理する自動ドア会社と話し、
「なぜこの見積もりなのか」
「どんな工事(修理)をするのか
ということをしっかり意見交換することが大切です。良い、というかしっかりと自分の仕事に誇りをもっている施工会社ならば、そこの説明をおろそかにしないはずです。
② 「できないこと」も説明する
信頼できる業者は、
- 設置が難しいケース
- 運用上の不安点
- 設置後の掃除の必要性
- 希望コストにたいして出来ないこと
なども正直に説明します。マイナスもしっかり伝えるということは、売ることより、お客様のことを考えている、とということです。
お客様目線にたてば、マイナスこそ、先に伝えるべきことだからです。
③ 見積がわかりやすい
これは説明が必用です。
自動ドア見積もりで専門用語や製品型式まで書いてあるものもありますが、お客様からみれば、内容がわかりづらく不要なも工事が入っても、専門外のかたからは、それらしく見えるので、チェックができず、不親切です。
本体材料費(エンジン・ドア・ガラス壁などさらに細分)
- 工事費
- 諸経費や付帯工事など
になどに大きく分けられ、それらが一目して理解できるくらいでよいかと思います。
もっとも、こうした詳細な見積もりを出せるというのはしっかりした業者ということでもあり、一概に全否定はできません。
逆に、「自動ドア工事一式」一項目、だけの見積も不親切です。
見積もりはお客様と施工業者をつなぐ価格上の合意です。相手のことを気遣い、裏表のないところでしっかりと仕事をするかどうかがそこに現れます。
④ 修理対応の説明がある
設置したあと、自動ドアが故障したらどうするのか、あるいは新たに修理したものが再び故障した場合は?と不安になることがかると思います
- 故障時の連絡先
- 対応エリア
- 部品供給
- 夜間・休日対応
です。
一般的には、夜間と休日対応については、電話の受け付けのみであり、作業は別途、最短の訪問日になります。ただ、あえて説明せず、「深夜でも即座に修理にくる」とお客様に誤解をさせて販売していることもあります。お気をつけください。
海外線DIYタイプ自動ドア業者は要注意
自動ドアにはDIYで設置するタイプの自動ドアもございます。
とくにAmazonや海外サイトのアリエクスプレスなどで販売しているものは、故障や修理のアフターフォローのないどころか、初期不良品でも返品がきかないものもございます。
また、これらの製品の中には訴訟をおこされているような粗悪品もあります。
現状、Amazonは日本の法律外であり、業者が海外にある場合、様々な点で購入者が不利益をこうむる可能性がある点、ご注意ください。
まとめ|「不安をあおる業者」より「説明する業者」を選ぶ
自動ドアは高額設備なので、
業者選びは非常に重要です。
- とにかく導入をすすめる
- 一方的な全交換の一択しか提示しない
- 不安をあおり、契約を急がせる
- 保守契約などについてお客様に不利な条件をむすばせる
これらの業者には注意が必要です。
本当に良い業者は、
- お客様目線の見積もり提案
- 長く安全に使う方法の提示
- 保守点検の有無(必ずしも必須ではない理由を説明)
自動ドアは高額製品です。
だからこそ、お客様とコミュニケーションをとりながら、その場限りではない長い関係性を維持できるような業者さんを選ぶことが大切です。

この記事を書いた人
株式会社ファースト・レイズ代表・八木幹夫。2級建築施工管理技士。日本電産サーボ株式会社にて自動ドアなどの産業機器向けモーターの技術営業を5年経験した後、株式会社ファースト・レイズを設立。後付けに特化した自動ドアの開発・施工販売をしています。趣味はドライブ、アウトドア、読書、車いじり。





