【バリアフリー】車いすで通過するドアを後付けで自動ドア化【オートスライド設置事例】

室内の木製ドアの自動ドア化

バリアフリーのために車いすで通過するドアを後付けで自動ドア化

工事のポイント

  • 車いすで通過するためにご家庭の引き戸を自動ドアに
  • 家庭内では赤外線式の人感センサーは不向きのため、超音波センサーを使用
  • ペットの猫用にマットスイッチも併用

今回はご家庭に簡易型後付け自動ドアキット・オートスライドを設置された事例です。

こちらは車いす利用のご家族がいらっしゃるご家庭でして、ドアが大きな障害となっていたとのことでした。

ただ、こちらのお宅はすでにバリアフリーのリフォーム済みで、ご家庭内のドアもすべて引き戸に改修されており、引き戸を車いす上で引く際につかまる取っ手もすべてのドアについております。

それでも、引き戸を手で引くという作業そのものが車椅子にのっていると大変であり、自動化できれば、非常に便利とのことで、私たちにご相談がございました。

ご購入と設置はお客様のお知り合いの工務店様を通していただいております。

こちらを後づけで自動ドアにできれば、毎日の生活がとても快適になると思います。

ご家庭の場合、床がフローリングであったり、ダウンライトが設置してあったり、また鏡が配置してあることがございます。

これらは、光によって反応する赤外線式の人感センサーの苦手とするところです。

そこで、このお客さまには、発売したばかりの超音波センサーをご提案させていただきました。

超音波センサーの特徴として、誤作動の少なさがあり、無駄な開閉、誤動作を防げます。

また、こちらペットとして猫を飼っておられるとのこと。

賢い猫ちゃんで、自分で引き戸を開けられるようですが、当然、閉めることはできません。

そこでも、この自動ドアが活躍しております。

猫用としては、マットスイッチを使用しております。

こちらは100gから反応するため、猫が身体半分ほどのせれば、自動ドアが動きます。

心配したのは、車いすが電動式で重量があるため、マットスイッチが破れるのではないか、ということ。

ただ、現時点では問題がないようです。

オートスライドを使ってご家庭の引き戸を自動ドア化。超音波センサーを使って、車椅子に乗った状態でも自動で開閉するようになりました。
オートスライドを使ってご家庭の引き戸を自動ドア化。超音波センサーを使って、車椅子に乗った状態でも自動で開閉するようになりました。

オートスライドの詳しい製品情報はこちらから


株式会社ファースト・レイズCEO

この記事を書いた人

株式会社ファースト・レイズ代表・八木幹夫。2級建築施工管理技士。日本電産サーボ株式会社にて自動ドアなどの産業機器向けモーターの技術営業を5年経験した後、株式会社ファースト・レイズを設立。後付けに特化した自動ドアの開発・施工販売をしています。趣味はドライブ、アウトドア、読書、車いじり。

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