引き戸の重いドアを後付けで自動ドアにする
工事のポイント
- お蕎麦屋さんの木製の重い引き戸を自動ドア化
- 上から吊るのではなく、下のレールを活かして自動ドア化
- 人感センサーとタッチプレートを組み合わせて、開閉動作が安全に行われるように設計
お店などの玄関ドアの自動ドア化のご依頼をしばしば頂きます。
ご依頼の多くは、「ドアが重い」というもの。
現場を見させていただくと、たしかに重いです。
お店の玄関用のドアには、堅牢さやが意匠性が求められることが多く、そのため非常に立派なアルミサッシや無垢の木製ドアなどが使用されることがあります。
ただ施工されたばかりならまだしも、こういったドアは経年でレール等が劣化すると重くなってきます。
この場合、オーダーメイドタイプの後付け自動ドアFAS07をご推奨させてもらっています。
新築のお蕎麦屋さんのドアをFAS07を使って自動化。安全面も考慮。
今回の事例は、そうした、おそば屋さんでの玄関ドアです。
非常に立派な、新品のドアでした。
店舗を新築されたのですが、設置してからドアを確認したところ、重すぎるという話になったようです。
他社様でも自動ドア化の見積もりも取ったようですが、100万円近くするので、施工した住宅メーカーから私たちにご相談がありました。
実際に現地調査させていただくと、なるほど重いです。
店舗のオーナーさまのお話では、常連さまの中には足腰が弱い方もおられるとのこと。
とくにご年配の方は、手の指に力が入らなくなることもあり、このドアでは、ドアを開けるのも閉じるのも厳しいかと。
また、閉じるときにどうしても強く閉める必要があり、万一、ギリギリのタイミングでドアと戸当たりの間に指などを入れると危険でもあります。
現地調査後、下レールを活かした方向でお見積もり
現地調査後、このタイプでは、ドアを吊ることは難しく、下レールを活かした自動化方向で即日見積もりをご提出させていただきました。
こちら、おいしくて評判のおそば屋さんでして、昼時は店外や店内にも順番待ちのお客さまが多数おられます。
そのため、人感センサーで不要にドアが開いてしまうのは避けたい。
また、タッチスイッチもできればやめたいとのお話でした。
電池交換がめんどうなのと、タッチスイッチはどうしても押し方などで故障があることをご存知でした。
今回は最新式の人感センサーを採用させていただきました。
ドアとタッチプレートの組み合わせで、ドア前に立ち、プレートに触れるか、触れないかで、まず自動ドアが開きます。
開いたあとは、感知して、人がいれば開いたままにします。
オーナーさまからは、非常に好評で、大変ありがたく思っています。
実は仕事と関係なく、二度ほど寄らせていただいております(笑)。
美味しいです。
FAS07の詳しい製品情報はこちらから
この記事を書いた人
株式会社ファースト・レイズ代表・八木幹夫。2級建築施工管理技士。日本電産サーボ株式会社にて自動ドアなどの産業機器向けモーターの技術営業を5年経験した後、株式会社ファースト・レイズを設立。後付けに特化した自動ドアの開発・施工販売をしています。趣味はドライブ、アウトドア、読書、車いじり。
お問い合わせ・
お見積もり・ご相談
しつこい電話営業などはしない
ことをお約束いたします。
ちょっとしたことでもお気軽に
お問い合わせください。
施工対象エリア:東京・神奈川・埼玉・群馬・栃木・茨城・千葉・山梨・静岡
※それ以外の地域の場合はご相談ください。出張費別でご対応できる地域もございます。