オートスライドがさらに進化
後付け自動ドアキット・オートスライドの新型を2021年に販売開始しました。
外形寸法、取り付け方法、初期化方法等は従来品とかわりませんが、自動ドアの開閉制御、センサー系仕様が従来と異なっております。
これにともない、2021年型オートスライドの追加機能をご紹介させていただきます。
同内容はこちらからPDFでダウンロードも可能です。
自動停止装置を追加(安全面から)
従来のオートスライドは、異物の挟み込時やドアが故障しているときも、オートスライドが何度もドアを開けようとする仕様となっておりました。
新型では、異常な負荷、動きが三回以上続いた場合、ドアを緊急停止する機能が追加されました。
これによってオートスライドおよびドアの故障を未然に防ぐことができます。
この停止は電源を再度入れ直すことでクリアされます。
両引きドアにも対応
2021年式オートスライド(以下AS)では1台のセンサーで二台のASをコントロール可能となり、両引き戸にも対応いたしました。
人感センサーに補助モードが追加
従来どおり、近づけば開く、モードに加えて、補助モードが加わりました。
最初の開閉はタッチスイッチかてかざしスイッチでおこない、ドア通過中にのみ人感センサーが働く仕組みです。
設定方法:通常モード(従来搭載機能)
- ASコントロールボックスの右横コネクタ4本うち、1番と2番に、人感センサーと接続したコードを挿入
- 補助として本体登録済タッチスイッチをドアにはりつける。(必須ではありません)
設定方法:補助モード(従来搭載機能)
狭い店内や病院の診察室など、不要な開閉を減らしたいドアに有効です。
タッチスイッチか手かざしセンサーのみで開き、ドア前に人がいる場合のみ、人感センサーが反応し、ドアを停止、安全を確保します。
- メインスイッチ(センサー)として、本体登録済みタッチスイッチか、手かざしセンサーを使用。
手かざしセンサーはASコントロールボックスの右横コネクタ4本うち1番と2番に、専用コードで挿入します。 - 人感センサーをASコントロールボックス3番と4番に挿入します。
速度コントローラーの仕様変更
2021年型オートスライド(以下AS)ではOpentime(速度コントローラー)仕様が変更となりました。
従来は5秒だった開閉時間が、最長24秒、最大で停止(ラッチ)モードが追加されました。
停止(ラッチ)モードでは、以下のような動きとなります。
タッチスイッチを押す→前開で停止→2)タッチスイッチを押す→閉まる。
つまり、自動で開きますが、閉まるためにもういちどスイッチを押す必要があります。
また、このモードでは人感センサーではうまく動作いたしません。
使用用途としては、車椅子ユーザーさまのドア通過、病室などを想定しております。
注意点
1.両引き仕様時の旧製品との混合仕様不可
従来のASとは速度制御ブログラムが変更となりました。両引き(中央から二枚に引き分けるドア)の場合、旧版のオートスライドとの併用すると、開閉速度にバラツキがでますため、必ず新型ASを二台ご使用ください。
2.AC/DCアダプターの変更
今回、安全面からAC/DCアダプターの変更が入りました。旧製品付属のアダプターでは現在のASの動作保証ができておりません。旧製品をお持ちの方は、ご了承いただき、誤ってご使用いただかないようにお気をつけください。
3.一部旧製品のセンサーとの併用不可
オートスライドの一新にあたり、一部の旧製品オプション(2017年以前のタッチスイッチ等)との不具合が確認されております。基本的には、新製品に対応した現在ラインナップセンサー類のご使用を推奨させていただきます。
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