自動ドア(スライド式)の費用はいくら?相場・内訳・安くする方法を完全解説

自動ドアの費用っていくら

自動ドア導入の「費用」は?

結論から言うと、スライド式(引き戸)自動ドアの費用は
100万円以下から1000万円程度まで大きく幅があります。

この差は、

  • 施工方式の違い
  • ドアの材質
  • 仕様(ドア枚数、ガラス固定壁の枚数など)
  • 機能(センサー種類・オートロックなど)
    によって大きく変わります。

この記事では、
「なぜ費用がこれほど差があるのか」、「どうすれば施工費をおさえられるのか」まで含めて完全解説します。


自動ドアの費用相場【結論】

■ 全体相場

種類費用相場
大型自動ドア(枠一式・壁内埋め込み型)400~1000万円
標準的な自動ドア(枠一式・壁内埋め込み型)150万〜350万円
後付け自動ドア(施工込み)50万〜300万円
参考: 後付け自動ドア(DIYタイプ) 15万~30万円

種類別の費用相場

① 大型自動ドア(枠一式・壁内埋め込み型)

建物新築時、壁面に内蔵させるかたちで施工されます。マンションやビルの大規模修繕などで新たに壁を壊して自動ドアを設置するときも、この方式となります。

片引き、両引き(二枚)、ダブルスライド(二枚のドアが一か所で重なるなど)などドアの形式と、ガラス壁の枚数、材質、意匠などによって価格は大きく変わります。

駅ビルや大型商業テナント、マンション、大規模病院の玄関など、建物の顔として、使用頻度の多いところに設置する自動ドアです。材質としてはステンレス製が多いです。

また、壁や床など、自動ドアだけでなく、その周辺一式の施工費も含まれます。

  • 費用:400万〜1000万円
  • 工期:15~20日(部品納期は60日程度)

👉 最近は木目調のドアや、細見のシルエットのもの、天井まで届く大型のドアなど、デザイン性の高いものが多く、その分高額化しています。


② 標準的な自動ドア(枠一式・壁内埋め込み型)

数としては最も多いタイプの自動ドアとなります。建物新築時に壁面に内蔵させるかたちで施工されます。

こちらも片引き、両引き(二枚)、ダブルスライド(二枚のドアが一か所で重なるなど)などドアの形式と、ガラス壁の枚数、材質、意匠などによって価格は大きく変わりますが、ドアの框(ガラスをささえる枠)はアルミ製が主流です。

新築でも、リフォームでも施工されますが、リフォームの場合は壁をこわす必要があるため、内装のやりなおし費用などが入ってきます。コストと耐久性の両立から、材質はアルミ製であることが多いです。

  • 費用:150~300万円
  • 工期:3〜10日

👉 コンビニ、居ぬきテナント、コインランドリー、小規模クリニックなどが、このタイプが使用される場所は多岐にわたります。色はアルミ成型色から、白、黒、茶、銀などある程度きまっています。

アルミ価格が上昇しているため、全体に値段があがっています。


③ 後付け自動ドア(施工込み)

ご使用の手動ドアを使って自動ドアにする製品、施工方式です。

あらたにドアをつくらないため、安くあがり、また現在のドアをそのまま使うことで、既存のドアの雰囲気を崩さないなどの特徴がございます。

もし、現在のドアがこわれている、開き戸の場合はそれを撤去し、新たにスライドドアを製作します。

店舗や工場、商業ビル、マンションまで、さまざまな建物に対応可能、材質によって価格もさまざまになります。

最大の特徴は建物をこわさないため、短期工事でかつコストも最少であることです。ただし、内蔵式よりデザイン面では制約があり、一部配線などが露出することがあります。

  • 費用:20万〜300万円以上
  • 工期 : 基本1日(大型なものは2日)
  • 特徴:小型から大型まで対応可能。

👉 いまの建物の状態にあわせ、一点ものの施工となるため、高い技術が必用。対応できる自動ドア業者が少ないのが課題。

参考: 後付け自動ドア(DIYタイプ)

部品のみを購入して自分で設置(DIY)するタイプの自動ドアです。

施工タイプの後付け自動ドアと同様、いまのドアを使用しますが、ドアによる制限が多く、ドア重量が30kg程度までと制限されているものが多いです。

日本製、海外製がありますが、どちらも本来の用途としては、家庭内のバリアフリー化を主目的として開発されたものであるため、商用用途にはあまりむきません。

とくに海外製のものは、モーターそのものの寿命が一般的な自動ドアの1/10~1/20程度しかなく、寿命も5~10年程度となっております。

多くが片引き専用ですが、両引き用もございます。

  • 費用:15万〜30万円
  • 工期 : 数時間~1日
  • 特徴:すべてのドアに設置可能ではない。小型の軽量ドアなど制約が多い。

👉 「簡易自動ドア」と呼ぶひともおり、用途によっては、施工タイプの後付け自動ドアのほうがはるかに安上がり


大型自動ドア(枠一式・壁内埋め込み型)費用の内訳

自動ドアの費用は大きく3つに分かれます。あるマンションの大規模修繕にともなう自動ドア設置費用(800万円)の内訳を実例にしてみます

① 材料費(400万円)

  • 自動ドア装置、ドア枠、専用ドア、ガラス、タイル、内装・自動ドア侵入防止柵など

② 施工費および諸経費(150万円)

  • 取付・調整作業・溶接・はつり、モルタル充填、電気工事、タイル再施工・搬入・搬出・廃棄物処理
  • だいたい自動ドア一つに5人程度の職人がかかわり、それが日数分の工賃となります。

③ 施工管理費・そのほか(250万円)

直接契約でなく、あいだに何社か入る場合、その間の中間マージン、保険料、また業者によって養生シート代や施工時の駐車場代、仮設トイレ代、保険料なども請求するケースも


費用が高くなるケース

① 中間業者が多い

→ マージン、消費税だけでかなり経費が上乗せとなってしまいます

② 凝ったデザイン 過度な美観重視

→ 実現するために余計な費用、工程がかかります

③ 工期が長い

→ 施工費=日数×職人の数×一日の施工費のため、複雑で工程が多い、工期の長いものほど、費用は割高となります。


費用を安くする方法【重要】

① 後付けタイプを選ぶ

👉 デザイン、美観で制約はあるが、工期が短くなるため、金額が半額以下になることも


② できるだけ自動ドア業者と直接取引をする

👉 必用な会社さまは通したほうがよいです。


③ 必要な機能だけにする

👉 過剰スペックを避ける


④ できるだけ相見積もりをとる

👉 ただし、施工見積もりだけ安くだし、施工後に強制的に追加工事やメンテナンスを行う業者もあるため要注意


⑤ 補助金を活用する

  • バリアフリー補助金
  • 小規模事業者補助金

後付け自動ドアが安い理由

  • ドアをそのまま使える
  • 工期が一日と短い
  • 解体費が不要

👉 最もコスパが高い選択肢となります。


よくある質問

Q. 設置後にお金はかかりませんか? メンテナンス費用は?

→ 一般的な自動ドアでは、設置と同時にメンテナンスパックへの加入が必須となっているものもあるため、見積もりはそれらランニングコストも含んで検討したほうがよいです。

 メンテナンスは一般的には年1回で3~4万円程度で、これには故障時の部品代は入りません。


Q. 電気代は?

→ 月数十円程度、年間500円以下です。


Q.後付け自動ドアの施工タイプを、部品だけ購入してDIYで設置できる?

→ 不可です。後付け自動ドアの施工タイプは、施工を前提に、現場加工もありでの施工となります。ゆがんだドアや、建物に着けることも多く、難易度が高く、素人のかたではほぼ無理、自動ドア専門業者も、積極的にはやらないことが多いです。



まとめ

自動ドアの費用は、

  • 50万〜1000万円以上と幅広い
  • 最もコスパが良いのは「後付けタイプ」
  • 中間業者を省くことで大きく差が出る
  • メンテナンス強制に注意

というのが結論です。


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株式会社ファースト・レイズCEO

この記事を書いた人

株式会社ファースト・レイズ代表・八木幹夫。2級建築施工管理技士。日本電産サーボ株式会社にて自動ドアなどの産業機器向けモーターの技術営業を5年経験した後、株式会社ファースト・レイズを設立。後付けに特化した自動ドアの開発・施工販売をしています。趣味はドライブ、アウトドア、読書、車いじり。

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