「店舗のドアを自動ドアにしたい」
「今ある開き戸をそのまま自動化できる?」
「後付け工事の費用や工期を知りたい」
近年、店舗・クリニック・事務所・介護施設などで、“既存の手動ドアを自動化する”需要が急増しています。
以前は「自動ドア=大規模工事」というイメージがありましたが、現在では既存のドアを活かした“後付け自動ドア”が主流になり、比較的低コスト・短工期で導入できるようになりました。
この記事では、
- 手動ドアを自動化する方法
- 工事の流れ
- 費用相場
- メリット・デメリット
- 注意点
- 導入に向いている建物
まで、わかりやすく解説します。
手動ドアを自動化できるの?
結論から言うと、多くの手動ドアは後付けで自動化できます。
特に以下のようなドアは、自動化しやすい代表例です。
- 店舗入口
- 事務所入口
- クリニック
- 美容室
- 学習塾
- 介護施設
- マンション共用部
- 工場出入口
👉既存のドアを交換せず、そのまま自動ドア装置を追加する工事が増えています。
手動ドアを自動化する主な方法
① 引き戸を自動化する
もっとも一般的なのが、既存の引き戸へ自動ドア装置を後付けする方法です。
工事内容
- 上部に自動ドアエンジンを設置
- センサー取付
- 制御装置配線
- ドア調整
👉現在のドアをそのまま利用できるケースが多く、費用を抑えやすいのが特徴です。
② 開き戸を自動化する
最近急増しているのが「開き戸の自動化」です。
開き戸の場合、そのまま自動化できる装置もありますが、バリアフリーと安全性から、引き戸に変更して自動ドアにするのがよいでしょう。
当然、新たにドア費用が必用となるため、引き戸から直接自動化するより高くなることと、場合によっては開口が狭くなることもあります。
特に現在の開き戸が重いもの、とくにフロアヒンジタイプのものは、一定期間ごとのヒンジ交換費用がかかるため、なおさら引き戸自動化がおすすめです。
よくある設置場所
- クリニック
- バリアフリー入口
- トイレ
- 介護施設
- 小規模店舗
開き戸自動化の特徴
- 引き戸にして自動ドア化するため、あらたにドアやガラス壁を製作する必要あり
- 既存ドアを活かしてそのまま自動化可能な場合も
- 現在より開口が狭くなる場合もある
③ タッチレス化する。
手動ドアを自動化するメリット
出入りがラクになる
荷物を持った状態でもドアが開閉するため、通過が便利です。
店舗では顧客満足度向上につながります。
工場では作業効率が上がります。
バリアフリー対応
- 高齢者
- 車椅子
- ベビーカー
などでも利用しやすくなります。
介護施設やクリニックでは特に重要です。
店舗の印象が良くなる
自動ドア化すると、入口の高級感や清潔感が向上します。
特に、
- 美容室
- クリニック
- 飲食店
- オフィス
では「入りやすさ」が大きく変わります。
非接触で衛生的
ドアノブに触れずに出入りできるため、衛生面でもメリットがあります。
とくに食品工場やホテルのバックヤード それらの従業員トイレなどから自動ドア化の要望が強いです。
手動ドア自動化の費用相場
もっとも気になるのが費用です。
ドアの種類や工事内容によって大きく変わります。
引き戸を自動化する場合
| 内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 自動ドア装置(1枚か2枚かによる) | 25〜50万円 |
| センサー | 3〜10万円 |
| 工事費 | 5〜20万円 |
| 合計 | 35〜70万円前後 |
開き戸を自動化する場合(アルミ製・床工事無し。ドア片引きの場合)
| 内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 開き戸自動化装置 | 25〜60万円 |
| スイッチ・センサー | 3〜15万円 |
| 引き戸新規製作(固定ガラス壁も) | 25~50万円 |
| 工事費 | 5〜25万円 |
| 合計 | 35〜150万円前後 |
費用が高くなるケース
以下の場合は費用が上がりやすくなります。
ドアを新規製作する
特に大型のステンレス製框ドアなどは、ドアのほうが自動ドア装置より高額です。
壁や床まで新規施工する
引き戸工事の方法によっては、壁や床の工事が必用となります。とくに床にタイルを貼る場合はその費用が追加されます。
材質・特殊・追加仕様
ステンレス製のドアやドア枠はアルミ製の1.5~2倍近いの材料費となります。また、オートロックやセキュリティ会社との連動など工程や追加機器がふえると価格もあがります。
電源が遠い
100V電源新設工事が必要になることがあります。
工事期間はどれくらい?
比較的小規模な工事で済むケースが多く、短期間で完了します。
| 工事内容 | 工期目安 |
|---|---|
| 引き戸自動化 | 半日〜1日 |
| 開き戸自動化 | 1〜2日 |
| 電気工事追加あり | 2〜3日 |
店舗営業しながら施工できるケースもあります。
手動ドア自動化の工事の流れ
① 現地調査
まずは、
- ドア寸法
- 周辺の壁などの強度確認
- 電源位置
などを確認します。
② 見積作成
現場状況に応じて最適な機種を選定します。
③ 工事日程調整
店舗営業への影響を最小限に調整します。
④ 施工
- 自動ドアエンジン装置設置
- センサー調整
- 動作確認
を行います。
⑤ 引き渡し
安全確認後、使用方法説明を行います。
自動化できないケースはある?
対応が難しい例
- ドア上部から天井まで10㎝もない(装置がつけらけない)
- 現在の開き戸のドア高さが190㎝以下
- ドアや建物が壊れている
手動ドア自動化で失敗しやすいポイント
安さだけで選ぶ
価格だけで選ぶと、
- 故障
- 動作不良
- センサー誤作動
が起きやすくなります。
とくにDIYタイプで、海外製のものは品質やアフターフォローに問題があるものが多いです。もともと寿命や耐久性がいちじるしく劣るものもございます。
使用頻度、用途を考えて選ぶ
自動ドアには消耗品があり、それらは一定期間がすぎると、定期交換が必要です。
とくに頻繁な開閉があるドアはそれだけ消耗が激しいです。
👉プロにアドバイスをもらうことが大切。
自動化すると、どんなメリットがあるの?
店舗
👉入り口の入りやすさ向上で。集客効果が売上アップが期待できます。
クリニック
👉衛生面・バリアフリー化に効果的です。
介護施設
👉利用者負担軽減につながります。
オフィス
👉来客導線がスムーズになります。
よくある質問
Q. 今のドアをそのまま使えますか?
👉引き戸であれば、多くの場合可能です。開き戸はケースバイケースです。
Q. 電源工事は必要?
👉近くに100V電源があれば不要です。
Q. 補助金は使える?
バリアフリー改修や省力化補助金対象になる場合があります。
👉自治体など各種窓口にお問合せください。
Q. 賃貸物件でも設置できる?
👉可能なケースがほとんどですが、基本的にはオーナー承諾が必要です。
まとめ|既存ドアの自動化は意外と簡単で現実的
以前は高額だった自動ドア工事も、現在では後付け技術の進化により導入しやすくなっています。
特に、
- 店舗の印象改善
- バリアフリー化
- 非接触化
- 利便性向上
を考えると、費用対効果は非常に高い設備です。
「今のドアでは難しいかも」と思っていても、実際には対応可能なケースが多くあります。
👉まずは現地調査・見積相談から始めるのがおすすめ。
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「このドアでも後付けできる?」
「費用はいくらくらい?」
といった疑問があれば、まずはお気軽にご相談ください。
👉 現地調査・見積もり無料で対応しています

この記事を書いた人
株式会社ファースト・レイズ代表・八木幹夫。2級建築施工管理技士。日本電産サーボ株式会社にて自動ドアなどの産業機器向けモーターの技術営業を5年経験した後、株式会社ファースト・レイズを設立。後付けに特化した自動ドアの開発・施工販売をしています。趣味はドライブ、アウトドア、読書、車いじり。





