【HACCP対応】トイレの手動開き戸を後付けで引き戸自動ドアに|群馬【FAS07事例】

HACCP義務化は2021年6月

最近は問合せのほとんどが新型コロナウイルス対策のものばかりですが、最近、少しずつですが、HACCPの観点からの自動ドア化の依頼がきました。

食品業界でないかたには、HACCPとはなんぞや、という方もおられると思います。

HACCPとは、Hazard Analysis and Critical Control Pointkの頭文字をとったもので、「(食品製造上の)危険要因分析(に基づく)必須管理点」と訳されます。

よりわかりやすいえば、「食品を製造するときに、衛生上の危険が発生しないために、特に重要工程を管理していきましょう」ということでしょうか。

HACCPの手法は以前から食品工場には導入されていましたが、2018年に改正食品衛生法が可決され、2021年6月から、HACCPの義務化が決定しています。このため、弊社にも少しずつ問合せが増えているのが現状です。

参考:HACCPに沿った衛生管理の制度化(厚生労働省)

開き戸のドアは衛生上ではNG

今回の食品工場では、トイレが手動の開き戸となっておりました。もちろん、トイレ使用後は石鹸による手洗い、さらにアルコール消毒を厳しく徹底されておりますが、どうしても、最後にドアノブをさわらねば出られません。しかも、こちらのドアはラッチ式。ドアノブをとって、まわさねばなりません。

新型コロナウイルスにかかわらず、ノロウイルスなども空気中に漂っているウイルスがドアノブを介して感染拡大することがわかっています。ドアノブはは食品製造上の危険要因、撤去が必須だといえます。

こちら、弊社以外の会社でも自動ドア化を検討したそうですが、建物の壁を壊す提案をされ、金額もかなりだったとのこと。うちは、建物の構造を見たうえで、最低限の壁工事でお引き受けさせていただはきました。

 

開き戸を撤去し、引き戸を設置

まずは既存の開き戸をすべて撤去します。開き戸枠の使えるところは活かし、下地工事もいておきます。

今回、ドアも新調、色ももともとのドア枠にあわせてブロンズとしております。当初はすべてガラスの予定でしたが、下はアルミパネルのほうが堅実なデザインでよいとのことで、中帯をいれて上クモリガラス、下はアルミパネルとなっています。

もともとの開き戸の高さが180㎝程度と非常に低く、弊社の施工史上でも最も低い高さの自動ドアとなりました(笑)

ドアに張られた「手をちかづけてください」プレートに手をかざすと、開き、あとは自動で閉まります。基本的にはドア手前10㎝に近づいても、無駄に開かない仕様となっています。また、ドア入退室中に立ち止まった場合は挟まれ防止の安全光線が働き、ドアを開いたままにします。

 

弊社のセンサーは通常の自動ドア用のもの(optex社製)を使用しています。一般的な自動ドアは高さがほぼ決まっているため、ここまで低いところに設置するのは稀です。調整がなかなか大変ですが、そこもノウハウ、キッチリ仕上げてお引渡しさせていただきました。

書くと簡単ですが、じつは設計、施工はけっこう手間でめんどうです。

とくにキッチリ、美しくおさまるためには、重なりもふくめてよくよく検討しなければなりませんが、そこは現場合わせで、毎回やっていくのが私たちです。ソリューションとノウハウで食べているので(笑)

 開き戸を外して、自動ドアに

施工はまず、開き戸を外すところから始まります。

まず、開き戸をすべて外します。

事前にセキュリティシステムの移設工事はしてあります。

その後、補強工事を行い、袖壁をつくり、あらたに自動ドア用の袖壁を設置し、また自動ドアエンジンを設置していきます。

なんだかんだと作業すること数時間。

最後に、今回の開口部にあわせて作成したアルミ製の連戸をつりさげます。

実際にどんな感じで動くのか、気にになりますよね。

下のが実際の動画です。上の写真とは反対側からの映像となります。
するするっと滑るように2枚が連動して動きます。

HACCP義務化にむけてトイレ開き戸の自動ドア化を

毎年、食品工場や食品加工施設、厨房などでノロウイルスや大腸菌などを原因とする食中毒がおこっております。それらを防止する手段の一つとして、ドアの自動化は非常に有効です。

ちなみに今回の工事は一日で、しかも工場稼働中に終わりました。施主様の大手食品メーカー様からは、非常におほめのお言葉をいただき、ひきつづ別の個所のトイレの自動化のご依頼もうけております。

 

ドアノブにふれない開閉による感染症対策をご検討の際は、ぜひファースト・レイズにお声がけください。施工は東京、埼玉、千葉、群馬、栃木、茨城、静岡と愛知の一部です。現地調査は無料です。

 

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