工事のポイント
- 院外薬局の引き戸を後付けで自動ドアに
- 赤外線タイプの手かざしセンサーを設置
- センサーは開閉動作しているときに感知範囲を大きくし、安全装置として作動するように設定
- 新型コロナウイルス感染対策として補助金を利用して自動ドア化
補助金を使って後付けで非接触の自動ドアに
現在、病院と薬局からのお問合せが急増しております。
そのほとんどは新型コロナウイルス対策として、入り口ドアの自動化を希望されるかたからのご依頼です。
病院や薬局むけには新型コロナウイルスへの感染対策として補助金がおります。
また、それらをすでに別の用途で使用してしまった場合でも、入り口を自動化することは来院患者さまの接触感染への不安をやわらげ、現在高くなっている通院ハードルをさげることとなります。
今回は、オーダーメイドタイプの後付け自動ドア製品・FAS07を使って施工しました。
今回の事例は病院ではなく、院外薬局さまですが、やはり手動の引き戸がもともと設置されておりました。
建物が新しく、引き戸そのものは軽い負荷で動きますが、それでも取っ手をしっかり握らないと引けない仕様になっておりました。
どうしても感染リスクは高いと思われますし、そもそも杖や車いすユーザーさまは単独ではドアを開けられないと思います。
バリアフリーによる利便性向上という点でも、自動化は意味のある改修となります。
ドア上部にぴったりおさまるようにアルミベースを特注し、色もできるだけ近いものをつけます。
内部に各種装置を埋め込んで
完成です。
薬局は開けたままにしての工事でした。
時間にすると、工事時間は正味6時間程度でしょうか。
手かざし式の人感センサーを使って非接触に
弊社の手かざし式のセンサーは「軽くふれてください」のプレート上に手をかざすことで、そのプレート上のみを感知する赤外線センサーを動作させます。
また、こちらのセンサーは通過時は補助光線の役目も果たし、人がドア手前でたちどまっても閉まらない仕様となっています。
つまり、1)開閉時は最低限の感知力→2)動き出したら、安全装置として感知範囲大
という二段階式です。
取っ手は、けがや万一の事故の原因となるため、撤去します。
最後にもういちど、完成写真を。
オーダーメイドタイプの後付け自動ドア製品FAS07の施工は関東、山梨、静岡と愛知の一部です。現地調査は無料です。
FAS07の詳しい製品情報はこちらから
この記事を書いた人
株式会社ファースト・レイズ代表・八木幹夫。2級建築施工管理技士。日本電産サーボ株式会社にて自動ドアなどの産業機器向けモーターの技術営業を5年経験した後、株式会社ファースト・レイズを設立。後付けに特化した自動ドアの開発・施工販売をしています。趣味はドライブ、アウトドア、読書、車いじり。
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