工事のポイント
- オフィスのセキュリティルームの開き戸を自動ドア化
- 今あるセキュリティシステムと入退室管理システムと連携
- ドアの引き込みスペースが狭かったため、連戸にして自動ドア化
- 車椅子ユーザーの方でも使いやすいように、バリアフリーに考慮
開き戸から引き戸にしてほしい
東京都内のテレビ局からのご依頼により、オフィスの開き戸を自動ドア化しました。
こちらのオフィスは基本的にはすべてのドアにセキュリティロックがかかっており、部外者は入室できない仕組みとなっております。
オフィスの入室のためには、一定の手順でロック(電磁鍵)を外し、そのあとはドアノブをもって、入退室する仕組みです。
ただ、この手動開閉方法には2つの問題があります。
一つは車椅子ユーザーさまは単独でドアがあけられないこと。
もうひとつは、健常者にとっても、いちいちドアノブを持って開ける必要があり、たとえば手に物をもったままでは入退室が不便であることです。

引き戸自動化にするにあたってのお客様から、「開口部を可能なかぎより広くできないか」とのご相談がありました。
もともと、この開き戸は大小のドアからなる親子ドアです。ただしセキュリティ上の理由から、大きなドアしか開かないようになっていました。
このドアをまともに引き戸の自動ドアにすると、いまよりドア幅は確実に小さくなってしまいます。
そのため、過去にも自動ドア化の案が何度かでていたが取りやめになったとのこと。
ただ、弊社に連絡したのは、何か特別な知恵がないかとのことでした。
ダブルスライド(連戸)の自動ドア
そこで、ご提案したのは、ダブルスライド式自動ドア。
これは、かんたんにいうと、間口を三分割し、ドア二枚が、一枚のスペースにおさまるというもの。
写真をみたほうがわかりやすいかもしれませんね(笑)

書くと簡単ですが、じつは設計、施工はけっこう手間でめんどうです。
とくにキッチリ、美しく収まるためには、重なりも含めてよくよく検討しなければなりませんが、そこは現場合わせで、毎回やっていくのが私たちです。
開き戸を外して、自動ドアに
施工はまず、開き戸を外すところから始まります。

まず、開き戸をすべて外します。
事前にセキュリティシステムの移設工事はしてあります。
その後、補強工事を行い、袖壁をつくり、あらたに自動ドア用の袖壁を設置し、また自動ドアエンジンを設置していきます。
なんだかんだと作業すること数時間。
最後に、今回の開口部にあわせて作成したアルミ製の連戸をつりさげます。

実際にどんな感じで動くのか、気にになりますよね。
下のが実際の動画です。上の写真とは反対側からの映像となります。
するするっと滑るように2枚が連動して動きます。
感染対策としても自動ドア化は有効
もともと、今回のお話は、オフィスのバリアフリー化を目的としたものでした。
この時期は、新型コロナウイルスが東京で猛威をふるいはじめ、のちに緊急事態宣言が出ました。
こちら、放送局ということもあり、その状況かでもオフィスは稼働させる必要があります。
結果として、お客様からは、感染対策としても非常に良い工事だったとのお言葉をいただきました。



施工は関東、山梨、静岡と愛知の一部です。現地調査は無料です。
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この記事を書いた人
株式会社ファースト・レイズ代表・八木幹夫。2級建築施工管理技士。日本電産サーボ株式会社にて自動ドアなどの産業機器向けモーターの技術営業を5年経験した後、株式会社ファースト・レイズを設立。後付けに特化した自動ドアの開発・施工販売をしています。趣味はドライブ、アウトドア、読書、車いじり。
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