トイレの開き戸ドアを後付けで自動ドア化
工事のポイント
- 高齢者施設のトイレの開き戸を自動化
- 開き戸を開き戸のまま自動ドアに
- 無線式のタッチスイッチを使って開閉
- 施工は2時間程度で費用は20万円台
FA05は弊社の製品で唯一開き戸を開き戸のまま後付け自動ドアにできる製品です。
今回は、FA05を使って、埼玉県の高齢者施設の開き戸を後付け自動ドア化した実例をご紹介いたします。
施設をご利用される方のなかに車いすでご利用される方があり、そのために急ぎ、開き戸を自動化する必要があるということで、私たちにご相談がきました。
開き戸を自動化する場合、まずドアが内外のどちらに開く側が問題となりますが、今回は内側に開くため問題とはなりませんでした。
また車椅子ユーザーさまが使いやすい導線を意識して、無線タッチスイッチをかなり低い位置につけています。
実例のドアはもっともシンプルに自動ドア化させていただきました。
開閉は無線式のタッチスイッチを使っており、施工も2時間程度。費用も20万円台です。
鍵はもともとついているものをご使用いただき、入室後、ご自分で鍵をかけていただきます。
トレイ使用時は室外に入室が分かるようになっています。
非常にシンプルですが、それだけにコスト的にも、運用的にもしやすいようです。
重い開き戸を自動ドアにするには開き戸にして自動ドアにした方が安全
なお、開き戸が重量のある場合は、開き戸のまま自動ドア化することをおすすめしていません。
その理由は、開き戸をそのまま自動ドア化すると、突然開いてぶつかったり、指を挟んだりする危険があるためです。
構造上、開き戸の自動ドアは安全装置の作動に若干の時間がかかるため、安全性の担保が十分ではありません。
重量のある開き戸の場合は、引き戸にしたうえで自動ドア化することをご検討ください。
その場合、弊社のFAS07という製品が最適です。
FA05の詳しい製品情報はこちらから
この記事を書いた人
株式会社ファースト・レイズ代表・八木幹夫。2級建築施工管理技士。日本電産サーボ株式会社にて自動ドアなどの産業機器向けモーターの技術営業を5年経験した後、株式会社ファースト・レイズを設立。後付けに特化した自動ドアの開発・施工販売をしています。趣味はドライブ、アウトドア、読書、車いじり。
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