保育園の重い開き戸を自動ドアに|東京都日の出町

工事のポイント

  • デザイン重視のドア
  • あえてステンレス製をアルミ製に
  • 使い勝手ことが大事

デザイン重視のドア

今回は東京都日の出町で保育園を運営されている社会福祉法人さまからご依頼です。

保育園の玄関引開きが重いことと、ドアが開いた時の隙間が大きく、園児の指がはさまれるのではないか、とという不安からのご依頼でした。

とくに登園や下園時など、ドアが頻繁に開閉されるときは、どうしても最後までしめきれず、開けっ放しになってしまうとのことでした。

あまり写真がよくないのですが、こちらのドア、ステンレス製で非常に重くて大きいです。

しかも、このタイプとしては珍しいかたちのフロアヒンジを採用しており、外にせりだすように、ひらき、その際に、大きくドアとドア枠のあいだに隙間があきます。

それこそ、子供の腕が一本入ってしまうほどの大きさです。

多分、デザイン的に美しいという理由で採用したのでしょうが、これは非常に危険です。

あえてステンレス製をアルミ製に

こちら、施工はかなり難儀しました。

非常に凝ったつくりとなっており、たとえば建物の水平にたいして、外構だけわざと水勾配をとるために斜めにつくられており、あたかも建物が一部、外構床にしずみこむような形をとっております。

レールを埋めるのも一苦労で、レベルをみながら慎重にモルタルと溶接をいたしました。

なにより気を使ったのは、子供たちの導線。勝手に外にでていかないのはもちろん、自動ドア前で遊んでもはさまれないようにあらゆることを想定しました。

そのなかで採用したのはドアをステンレスからアルミへ変更すること。

保育園では時間帯や使い方によってはあえて自動ドアの電源を落とすこともあるそうです。

その際は、自動ドアは手動ドアとしてもちろん使えるのですが、このとき、ドアを思いステンレス製とすると、その重さのために、予期せぬ事故がおこるかもしれません。

そこでここは軽量のアルミに変更しました。

ドアが軽量であると、自動ドアの消耗部品の摩耗が少なくなり、耐久性にも影響してきます。

実利をとるならば、ステンレスからアルミへの変更はありです。

なにより材料費はアルミのほうが格安です。

こうやってみてみると、アルミかステンレスかは、わからないと思います。

こちらも、ほかの保育園同様に、園児が勝手に自動ドアを動かして出ないように、タッチスイッチを150センチと高いところにもうけています。

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株式会社ファースト・レイズCEO

この記事を書いた人

株式会社ファースト・レイズ代表・八木幹夫。2級建築施工管理技士。日本電産サーボ株式会社にて自動ドアなどの産業機器向けモーターの技術営業を5年経験した後、株式会社ファースト・レイズを設立。後付けに特化した自動ドアの開発・施工販売をしています。趣味はドライブ、アウトドア、読書、車いじり。

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