ポイント
- 重量のある大型のドアが不便
- 台車を使用して自動ドア化
- 複数個所を自動ドアにいたしました
台車で通過する工場内の大型ドアが不便
工場内には間仕切りとしてドアがいくつかあると思います。
今回はそうしたドアが生産効率をさげているため、自動化したいとのことご相談をいただきました。場所は栃木県鹿沼市となり、県内ほかにも生産拠点をもつ大きな事業者さまからのご依頼です。
こちら、将来的にはAGV(Automated Guided Vehicle)の使用を検討しているとのこと。AGVとは、資材や製品を自動で運ぶ無人搬送車のことです。床面にそって貼られた磁気テープやQRコードを読み取って、工場内を走行します。この無線で信号を出せるタイプならば、自動ドアを開閉させることもできます。
まず、実際にドアをみて、さわっておもったのは非常に大きく、重いこと。両引きですが、一枚のドア幅が180センチはあり、高さも230センチは超えています。しかもスチールとアルミの複合のドアで、これは重いです。これが二枚あるんです。
牽引装置がしっかりしているので、引くことはできますが、たしかに大変です。
そして、わかりづらいのですが、同じタイプのドアが二か所あります。


これをそれぞれ自動化しますが、二か所目については一枚のドアだけを自動化することになりました。よって、作業も、自動化方式も変わります。

一か所ずつ違う工事方式で
今回、手動用の牽引装置が内蔵されたドアだったため、点検ハッチ内に自動ドア用のエンジン一式をおさめようとしましたが、ドアが重く、大型のモーターをいれなければならないため、
非常に苦労しました。また、後付けの自動ドア施工にはよくあるのですが、建物のゆがみや劣化によって壁がたいらでなかったり、ドア開口部がゆがんでいるところもあり、ちょうどいい間をとるのに、いろいろと試行錯誤しました。

最適なセンサーの反応を心がけて
工場内の後付けでの自動ドア設置のご依頼は非常に多く、弊社も多くのノウハウをもっています。使用頻度、ドアへの導線、進入角度をしっかりと把握し、むだな開閉をおさえつつ、確実に、あたりまえに動作するようにセンサーを調整していきます。

自動ドア装置は従来の点検カバーを改造し、内部におさめております。

反対側からみるとこんな感じです。
もともと自動ドアだったような仕上がりになったと思います。
もう一か所は片側だけ自動ドアに。点

他のドアも自動ドアに
台車使用の多いスペースとは別に、トイレなどのある区画に通じるドアについても自動化のご依頼をいただきました。こちらは、開けっ放しが多く、冷暖房効率が悪いとのこと。ドアは小さいのですが、点検ハッチ内の牽引装置(クローザー)の動きが悪く、開けっ放しになりがちだったようです。
こちら、写真からは内部が見えないためわかりづらいのですが、見ての通り、壁が分割式のパネルとなっております。内部寸法もかなりタイトであるため、装置を入れ込むこと自体がきびしかったのですが、結果としてはうまく仕上がりました。


工場内に自動ドアを導入するメリットは効率化だけでなく、安全性の向上にもつながります。
こちらのお客様の事例ではないですが、ドアで人をはさむなど問題がおきてから、自動ドア化をご依頼いただくこともございます。人力での開閉ですと、力をいれて思い切り引くようなドアだと、
どうしても瞬間的にドアを止めたり、あけたりは難しいですが、自動ドアならばセンサーで感知し、寸時にドアを開けて、事故を防止できます。
工場内の自動化をご検討のかたは、お気軽にお問合せください。
お見積りのための現地調査は無料です。
自施工込みの後付け自動ドアFAS07の対応範囲は関東全域、山梨県、静岡県と愛知、大阪と奈良、京都の一部です。
FAS07の詳しい製品情報はこちらから

この記事を書いた人
株式会社ファースト・レイズ代表・八木幹夫。2級建築施工管理技士。日本サーボ株式会社(現・ニデック・アドはバンスドモーター)にて自動ドアなどの産業機器向けモーターの技術営業を5年経験した後、株式会社ファースト・レイズを設立。後付けに特化した自動ドアの開発・施工販売をしています。
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