和風旅館の木製引き戸を後付けで自動ドアに|熱海【FAS07事例】

木製の後付け自動ドア

工事のポイント

  • 老舗和風ホテル玄関を後付けで自動ドア化
  • 木製の手動ドア玄関の外観を損なわないように自動化
  • 設置費用は一般的な自動ドアの1/3程度で仕上がった

老舗和風ホテル玄関を後付けで自動ドア化

冬場になり、新型コロナウイルスの感染者数が増加しております。

これに伴い、弊社への自動ドア化のお問合せも増えておりますが、そのなかで、特徴的な案件をいくつかピックアップしてご紹介させていただきます。

今回の事例は静岡県熱海にある旅館さまの玄関です。

今回もオーダーメイドタイプの後付け自動ドア製品・FAS07を使って施工させていただきました。

純和風のつくりで、両引きのドアとなっております。

ドアの重量はさほどでもなく、お掃除が行き届いており、滑りもスムースですが、やはり新型コロナウイルス禍であり、接触を嫌がるお客様もおられるようです。

また、そもそも荷物を持って出入りすることの多いため、自動ドア化したほうが便利ということでのご依頼でした。

いつもなら室内側に設置するのですが、今回は見ての通り、ドアそのものが外側にあること、このドアをなるべく再利用すること、外側に大きな屋根がついていることもあり、室外設置とさせていただきました。

最終的に1/3のコストで自動ドアを導入

今回、現状の建物の作り、らんまの位置、ドアと諸処、問題があったため、壁ごと壊して、あらたに普通のドアも新調して自動ドア化したらどうかな、という試算しましたが、どう考えても300万円はするぞ、という結果に。

もはや大改装レベルです。

開き戸で非常に間口が大きいのと、すべて木造なのがかなりネック。

それと、本当は室内側に設置したいところでしたが、建築上の課題があり、外設置となりました。

すぐ近くが海であり、潮風等、故障を誘発することがあることをご理解いただいたうえでの施工です。

方法が決まれば、見積りも可能です。

一般的な方法では、現在のドアを撤去し、新たに自動ドア専用の枠、ドア2枚を入れるところです。

弊社ファースト・レイズの方法だと、ドアも再利用、できるかぎり以前の雰囲気を損なわことを目標に、フルオーダーとさせていただきました。

価格も一般的な自動ドアの1/3程度とかなりお安くご提案できました。

まずはドアを調整したうえで、その上部にドア間口寸法に切り出したアルミベースを無目にビス止めしていきます。

それから装置を組み込んでいく。

反対側にはもちろん手かざし&安全装置のセンサー込み。

金具をつけて、スムースにひけるか、問題ないか何度かテスト(これが大事)。

バッチリです!

開閉は手をかざして開くセンサーです。近づかないと無駄には開きません。

ここは海に近く、風も多く、砂も舞うとのこと。

センサー調整はいつものように入念に行いました。

オーダーメイドタイプの後付け自動ドア・FAS07の施工は関東、山梨、静岡と愛知の一部です。

現地調査は無料です。


FAS07の詳しい製品情報はこちらから


株式会社ファースト・レイズCEO

この記事を書いた人

株式会社ファースト・レイズ代表・八木幹夫。2級建築施工管理技士。日本電産サーボ株式会社にて自動ドアなどの産業機器向けモーターの技術営業を5年経験した後、株式会社ファースト・レイズを設立。後付けに特化した自動ドアの開発・施工販売をしています。趣味はドライブ、アウトドア、読書、車いじり。

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