多くの現場で自動ドアを取り付けさせていただいた経験から、さまざまなタイプの自動ドアを見てきました。

一般的にみなさんが想像される自動ドアと言えば、商業施設のビルの入り口やコンビニで見られるような引き戸タイプのものではないでしょうか?

実際に設置するものも引き戸タイプが圧倒的に多いですが、引き戸以外にもさまざまな種類があります。

ここでは国内で見られる自動ドアの種類とそれぞれの特徴、相場をご紹介していきます。

改めて言われてみると、このドア見たことある!というものがほとんどじゃないでしょうか。

自動ドアの種類とそれぞれのメリット・デメリットと相場

引き戸(片引き戸)タイプ

引き戸(片引き戸)タイプ自動ドア
引き戸タイプは商業施設などで誰もが一度は目にしたことのある、横にスライドするタイプの自動ドアです。

引き戸は大別すると、一枚のドアだけを動かす片引きと、二枚のドアを左右に動かす両引きにわかれます。

どちらのタイプを選ぶかは、開口幅で決まり、一般的に100㎝程度であれば片引き戸、200㎝近い幅であれば両引き戸を使います。

引き戸タイプの自動ドアのメリットとして、横にスライドするため、ドアの前後のスペースを有効活用できることで、開き戸のように、突然ドアが開いて、通行人に怪我をさせるリスクもありません。

引き戸のデメリットはあまりありませんが、考えられるリスクとしては、ドアの引き込み側に物や人がいると、挟まれてしまう危険であることです。そのために防護柵などをおいて安全面に配慮するのが一般的です。

価格はドアの大きさにもよりますが、一般的に片引きタイプなら100万円前後が一般的です。

引き戸(両引き)タイプ

引き戸(両引き)タイプ自動ドア
二枚のドアが中央から左右にスライドして開く引き戸のことで、スーパーなどの商業施設、公共施設など、間口を広くと取りたい入り口に使われます。

メリットとしては、間口が広いため、ドアでのすれ違いなどがスムーズであること、大きな家具の搬入などが、楽ということです。

そのため、病院やマンションの入り口などでも多く使われています。

デメリットとしては、ドアの左右に引き込みのためのスペースが必要であることです。

ガラス面積や工程、素材によって変わってきますが、両引き戸タイプの相場は100万円から300万円程度とお考えください。

二重引き戸(連戸)タイプ

二重引き戸(連戸)タイプ自動ドア
二重引き戸タイプは、開口部が2枚の戸からなる自動ドアです。

一般的な引き戸タイプと同じスペースでも、30%から50%程度の広いドアを設置できます。

ドアが収納されるとき、二枚重なる形で収納されるため、二重引き戸、あるいは連戸と呼ばれます。

一枚あたりのドアが小さくなるため、小さな店舗でも大きな開口が取れ、通行人の通り抜けがしやすく、開放感があることが最大のメリットです。

デメリットとしては、機構が複雑で、ドア枚数が増えるため、割高になることです。

本体価格は、一般的な引き戸タイプよりに比べて3割ほど割高になるのが通常です。

開き戸タイプ

開き戸の自動ドアは一般的にはあまり見られませんが、歴史的には古く、日本製以外だけでなくドイツ製やアメリカ製のものも流通しています。

一般的に普及していない理由として、開く側に人がいた場合、転倒などの事故につながる危険性があるという大きなデメリットがあるためです。

開き戸ドアのメリットとしては、引き戸のように引き込みスペースを必要としないことです。

前述したように開く側に人がいた場合、衝突する危険性があるため、さまざまなセンサーと一緒に運用することが必須となり、総じて高額になります。

特に海外製のもので大型のものほどその傾向があります。

折り戸タイプ

折り戸タイプ自動ドア
イメージとしては浴室などの入り口で使うドアが自動ドアのようになっているタイプです。

連戸のように重ならないため、廊下側にスペースをとらないことがメリットです。

デメリットとしては、折り機構が複雑なため、費用も高いことがあげられます。

一般的にはあまり使用されていませんが、病院の通路などでは比較的見られるタイプの自動ドアです。

価格も同サイズの片引き戸よりは高額となります。

回転ドアタイプ

回転ドアタイプ自動ドア
最近はほとんど見なくなりましたが、少し前の公共施設などで使用されていた自動ドアです。

ドアが開閉ではなく、回転することで通行できるので、常に建物内が密閉された状態にできる特徴があります。

そのため室内の温度変化を少なくできるというメリットがあります。

ただし、偶然や不幸が重なって、過去にはさまれ事故が起きたこともあり、現在では新規に設置される事例はほとんどありません。

今、現役で動いている回転自動ドアも、撤去の方向ですすんでいるのが現状です。

円形戸タイプ

アーチ状の入り口などで使用される自動ドアです。

エントランスなど意匠性が高い場所で選択されますが、最近はあまり見かけなくなってきました。

使用するモーターやセンサーは一般的な自動ドアのものと変わりませんが、円形であるためにドアや駆動機構が特殊であり、製作が割高になるために、あまり選ばれなくなってきました。

円形であることのメリットは優れたデザイン性ですが、機能的な面では他の自動ドアに比べてメリットはありません。

コスト的な面でも特殊なガラスを使用するため、一般的な自動ドアよりかなり高額です。

気密・遮音などの特殊ドア

気密・遮音などの特殊な自動ドア
特殊なドアを使った自動ドアで、たとえば冷凍倉庫、防音室、手術室などで使用されます。

ドアそのものが特殊であるため、後付することはほぼ不可能で、最初から目的にあった施工方式と、ドアの選定が必要です。

こちらは特殊であるため、コストはドアそのものの素材などによって大きく変わりますが、一般的な自動ドアよりさらに高額になります。

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