自動ドアのドアの開閉はモーターと制御基盤(ドライバーともいいます)がコントロールしますが、開閉のタイミングはセンサーによって行われています。

センサーは起動装置ともいわれ、自動ドアを開くためのきっかけ、合図を出すのが主な役割ですが、同時に、万一、人がドアのそばにいたときには、感知することでドアを停止し、怪我を未然に防ぐ役割も果たします。

具体的にどこにセンサーが付いているかと言うと、自動ドアのドア表面についているタッチスイッチや、自動ドアの上部にある横に細長い小さな箱状のものがそれに当たります。

主要な自動ドアのセンサーはこのページに網羅していますので、もしどのような種類のセンサーを取り付ければよいか(あるいは今ある自動ドアの開閉の方法を変えたい)迷われている場合は、ここにあるものから選択していただければまず間違いありません。

自動ドアのセンサーの種類とそれぞれのメリット・デメリット

タッチスイッチ

自動ドアのタッチスイッチ
ドアに直接貼り付け、手でタッチすることで自動ドアを開閉させるスイッチです。

タッチスイッチは電池式のタッチボタンを送信機とし、ここから出された無線の信号を、自動ドア本体内部にいれた受信機にてキャッチし、自動ドアを開閉させます。

気をつけねばならないのは、タッチスイッチのみでは、ドアが開くと、一定時間後に、人がいようが閉まってしまうことです。

これを防ぐために多くの場合は、人を感知する赤外線式のセンサーも併用します。こうすることで、通過中もはさまれません。

タッチスイッチのメリットとして、スイッチを押さない限りはドアが開かないため、ドア付近が狭い飲食店、のれんがあるお店などに適していることです。

デメリットとしては、スイッチを触って押さないと動かないことです。

つまり例えば、新型コロナウイルスのような感染対策には向いていません。

ウィルスの感染防止には、触らないこと、つまり非接触が推奨されています。

そのため、最近はタッチスイッチではなく人感センサーにしたい、というご相談が増えております。

無目式の人感センサー

自動ドアの無目式人感センサー
自動ドアの上部(無目といいます)に設置するタイプのセンサーです。

商業施設などの一般的な自動ドアセンサーのほとんどがこのタイプです。

ちなみに、ドア枠上部の梁の部分を”無目”と呼ぶことからこの名前がついています。

無目式人感センサーは人の動きを感知し、反応します。

感知方法は赤外線式が一般的ですが、最近は超音波式も登場してきています。

赤外線式は熱や光を感知するため、とくに屋外に設置したセンサーが誤作動を起こすことが多いです。

一方、超音波式は、超音波の反射を計測して、人の動きを感知するため、この誤動作が少ないというメリットがあります。

ただ、超音波式は振動に弱いため、大きな道路に面した場所や、揺れが伝わりやすい木造の建物の設置すると、誤作動を起こすことがあります。

超音波式は、人と物の区別がつかないため(最近は区別可能な高度なものもありますが)、のれんや旗といったものの側に設置すると、その動きを拾ってしまうためです。

手かざしセンサー

自動ドアの手かざしセンサー
手かざしセンサーは、タッチスイッチと形式は似ていますが、装置の上に手をかざすと、非接触(手を振れずに)で自動ドアを開閉できる点が大きく異なります。

もともとは食品工場や医療の現場で使用されていましたが、近年、新型コロナウイルスの防疫に有効ということで、使用の幅がひろがっています。

メリットは、ドアの前で手をかざさない限り、開かないため、無用な開閉をおさえられ、室内の環境を保ちやすくできる点です。

デメリットとして、タッチスイッチのように無線式ではなく、有線式であるため、ドアそのものではなく、柱や壁にセンサーを設置するか必要がある点です。

無目式のてかざしセンサー(ハイブリッド型)

自動ドアの手かざしセンサー
近年、開発され、非常に人気のあるセンサーです。

無目式人感センサーと手かざしセンサーの良いところを足し合わせたようなセンサーです。

無目式人感センサーと見た目はそっくりですが、ドアの表面のみを感知できるセンサーとなっています。

一点違うところはドア表面に開閉用のプレートが貼ってあるところ。

プレートに手をかざすことで、ドアが開閉します。

メリットとして、一般的な無目式人感センサーより感知範囲がはるかに狭く、ドア手前10㎝程度まで絞れるため、余計な開閉、誤動作を防ぐことができます。

またタッチスイッチのように接触しないため、感染対策にも有効なことです。

デメリットは通常の無目式人感センサーより、機能が多いために高額であることです。

マットスイッチ

自動ドアのマットスイッチ
かなり以前には主流となっていましたが、いまはほとんど使われていないタイプのセンサーです。

踏むことで自動ドアを開閉させます。

現在、ほとんど使われなくなった理由として、マットスイッチを設置するために自動ドア内外の床の工事が必要なことと、雨による浸水に弱く、マットの故障、断線が多くあることが挙げられます。

フットスイッチ

病院の手術室など限られたドアにかぎり、使用されているタイプのスイッチです。

多くは箱形となっており、箱の内部に脚先を入れることで、感知しますが、直接スイッチを踏むタイプもあります。

メリットは手を使わずに自動ドアを開くことができることですが、デメリットとして、壁と一体の形でないと施工できないため、無目式センサーなどより、コスト高であることです。

リモコン

車のキーリモコンのような小型のリモコンで、自動ドアを開閉します。

主に介護用途、車椅子ユーザーさま向けに使われることが多いですが、工場などで使用されることもあります。

リモコンはタッチスイッチと同様、親機と子機(リモコン本体)からなっています。

自動ドア内部に親機を入れ、無線で子機(リモコン本体)から親機を操作することでドアを開閉します。

リモコンだけで開閉させるようにすると、鍵つきドアとしても利用できます(リモコンを持っている人しか開閉できないため)。

デメリットとしては、自動ドアに適用できるリモコンを開発、販売しているメーカーが少なく、そのせいか価格が高いことがあります。

また、リモコンを紛失した場合、自動ドアを開ける方法を別途用意しておく必要があります(別途アナログの鍵を準備しておくなどの方法が考えられます)。

顔認証など外部装置との接続

自動ドアようの認証キー
最近の自動ドアはカードリーダーやテンキーといった従来の認証の他に、指紋や顔認証といった新しい認証システムにも接続できるようになっています。

また、Wi-Fiを介して、スマホなどで開閉を指示を出すこともできます。

ただし、そうした認証外部システムが故障した場合、自動ドアが使えず入退室できなくなる、ということがデメリットです。

そうした外部認証システムを設置するには、便利に利用できるようにすること同時に、いざというときのための開閉方法を十分にシミレーションが必須です。

どんなドアでも後付けで自動ドアにできるFAS07について

弊社のハイグレードタイプの後付け自動ドアFAS07は、今ある手動ドアを後付けで自動ドアにする製品です。

オーダーメイドのため、上記のどんなタイプのセンサーでも取り付け可能です。

しかも新規で自動ドアを取り付ける場合に比べて、2割から8割も安く自動ドアを導入することが可能です。

今ある手動ドアを自動ドアに変更をお考えの場合はぜひご相談ください。

個別の相談やお見積もりなど無料です!お気軽にご連絡ください!
おすすめの記事