工事のポイント
- 居抜き物件の吊り式引き戸を自動ドア化
- お客様のご要望は「もともと自動ドアであったかのように」
- 来院者にできるだけドアを触れさせないようにするために非接触で自動ドア化
- 室内が狭く、通常の無目センサーが使えないため、光線型の人感センサーを使用
- 施工費用は新規の自動ドア導入に比べて1/3ほどに収まる
後付け自動ドアの設置で、満足な仕事をさせていただいたと弊社が感じる2つの基準
私たちは、手動の引き戸、開き戸を自動ドアにすることを専門にしていますが、毎月10件以上は確実にある案件のなかにも、「これはきれいに仕上がったなあ」と思うものがあります。
その基準はふたつ。
- もともと自動ドアだったかのように仕上がったとき
- 今までのドアより格段に利便性がよくなるご提案ができたとき
これからはなるべく、そうしたものをピックアップしていこうかと思っています。(施工事例をすべてをご紹介するのはむずかしいので・・・決して更新をさぼっていることの言い分けてはないですよ(汗))
もとから自動ドアだったかのような仕上がりになった病院入口の後付け自動ドア
「もともと自動ドアだったかのように」というのが、ズバリ、今回のご提案の肝でした。
こちらの病院は、横浜市内の駅に近いビルのなかにあり、居抜きのスペースにはもと手動の吊り式引き戸がついておりました。
ただ、この手動引き戸が不便で、開けっ放しになりがちとのこと。
また、風邪やインフルエンザなどの予防上からも、できるかぎり来院される方にドアを触れさせたくない、というのがご依頼の理由です。
また、病院の顔ということで、あまりみっともない工事をしたくない、とのこと。
当初は入り口をすべて壊してあらたに自動ドアを設置する話だったそうですが、見積もりが軽く100万を突破したとのことで、弊社に声がかかりました。
こういったご依頼を受けて、今回はハイグレードタイプのオーダーメイド後付け自動ドア製品・FAS07で施工しました。
工事そのものは、現在のドアをそのまま使い、吊り機構の内部に、自動ドアのモーターやドライバ(回路)などを入れ込んでいくかたちです。
ドアはいちど外して、改めて自動ドアで吊りこめる形に加工します。
室内が狭いため、もともとのビルの鉄骨の構造の関係で、無目センサー(人感センサー)が使えない場所もあり、今回は、光線型のセンサーを水平にはることでセンサー代わりにしております。
左が工事前の手動の吊り機構、右がそれらを取っ払った自動ドア機構内蔵工事後のものです。
もともと取っ手がついていた案は、このあと、プレートで埋めてきれいに仕上げました(写真では養生テープで保護していますが)。
見てわかるように、最初から自動ドアだったような仕上がりになっています。
気になる施工金額ですが、自動ドアを新規に設置するより1/3ほどに抑えられたと思います。(お聞きした話では)
こうした工事をご希望の方はご一報を。
ただし、オーダーメイドタイプの後付け自動ドア製品・FAS07はお客様のドアに合わせた一点物ですので、お見積り金額は工事内容によって変わります。
それでも、新規に自動ドアを設置するよりははるかに格安で自動ドアをご提案できると思います。
お見積もり、ご相談は無料です。お気軽にお問合せください。
FAS07の詳しい製品情報はこちらから
この記事を書いた人
株式会社ファースト・レイズ代表・八木幹夫。2級建築施工管理技士。日本電産サーボ株式会社にて自動ドアなどの産業機器向けモーターの技術営業を5年経験した後、株式会社ファースト・レイズを設立。後付けに特化した自動ドアの開発・施工販売をしています。趣味はドライブ、アウトドア、読書、車いじり。
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